着物って一体どこで買い取ってもらえるのかしら?
安く買われてしまうところも多いみたいだし、何もわからないから不安、、、
着物を買ってもらえるところは意外にも多くあります。
しかしながら、数多い反面、高く売れるところもあれば、全く値段がつかないこともあります。
ここでは着物を買い取ってもらえる方法を、ネットオークション歴15年以上の筆者がまとめてみました。
着物を買い取ってもらえる方法をまとめました
質屋
質屋とは、日本でも古くからある業種形態です。
利用したことがある方も多いと思いますが、全く利用したことのない方にとっては何かと不安な場所でもあるでしょう。
取引の方法はとてもシンプルで、自分の持っている"財産的価値がある商品"を持ち込み、値段がつくものであれば、一定期間、利息付きで預かってくれます。
もし、一定期間の間に利息をつけた元金を質屋に持ち込めば、お金と引き換えに商品を戻すことが可能です。
実際に持ち込むときは「預け入れで」と言えば分かってもらえます
一定期間を超えてしまったら預けた商品も出元には戻せなくなります。(これを「質流れ」といいます)。
商品を戻せなくなる代わりに、利息を含めたお金は返済の必要はありません。
初めから商品を手放すことを考えて来店することももちろん可能です。
ただしその場合、直後に気が変わっても商品を戻す事はできなくなります。
預けている期間に商品を戻したいという気持ちになりそうな可能性がある場合は、一時的に預け入れをして、お金を手元に置いておくと言うのもありだと思います。
ただし利息は月単位でつくところがほとんどですので、長期的に預け入れをするとかえって利息の方が高くなってしまう場合があるので、期間には注意が必要です。
リサイクルショップ
リサイクルショップは、言うなれば「何でも屋」です。
お客様が持ち込む商品で、少しでも値段がつきそうなものがあれば何でも買い取ってくれます。
メリットとしては、何でも買い取ってくれる反面、一つ一つの値段まで細かく出してくれるわけではありませんので、半ば不用品処分と言う扱いで持ち込むほうも心づもりをした方が良いでしょう。
手早く売れるかもしれませんが、正直なところいくらも値段がつかないことが多いようです。
着物を売るのは正直あまりお勧めいたしません。
ネットオークションサイト・ネットフリマサイト
すっかりメジャーになり、一度は使った方も多いのではないでしょうか。
「メルカリ」や「ヤフオク!」などの、ネットオークション・ネットフリマサイトやアプリを使って、個人対個人で商品を売買するシステムです。
個人間で商品を気軽に売買できるので、とても手軽な反面、すぐに値下げを要求されたり、商品が到着してからのトラブルも少なからずあるようです。
取引が慣れた方にとっては非常にハードルも低く、着物も高く売れる可能性があります。
ですが、全く使ったことがない初心者の方には、細々とした連絡や商品の梱包、発送手続きなど、いろいろ行うことも多いので、かなり難しいと感じるでしょう。
売れた金額によっては、労力以下の金額で売れてしまった…と思うことが多いようです。
特に着物品などの衣類の場合、素人ではなかなか見つけられない不具合(シミやほつれ、穴あきなど)によって、
「思っていた商品と違った」
「商品説明に書いてなかった」
などのクレームが来る可能性が高い商材となっているので、結局のところ返金、返品対応を受け付ける羽目になってしまったと言う声もよく聞きます。
よって、ネットオークションやネットフリマサイトを利用する場合は、ある程度経験を積んでからの方が望ましいと思います。
プロの着物買取業者
着物の買取に関しては査定も含めて、買取業者にお願いしてしまうのが一番確実で手間もかからないかと思います。
「でも、見てもらったら売らなくちゃいけないんでしょ。。。」と思う方が多いようです。日本人は律儀で真面目な方が多いですね。
買取業者とは言え、無理に売る必要は全くなく、査定金額を聞いて納得してから売るかどうかを決めればいいのです。
着物を見る目はもちろんプロなので間違いないでしょう。
今までの取引履歴が業者独自のデータベースなどに残っているはずなので、見てもらう着物の価値がいくらぐらいかというのを正確に出してもらえる期待はあります。
また、売買契約を交わしてしまった後でも、クーリングオフ制度がある業者がほとんどですので、安心して査定&売ることも可能です。
売る側の難しい手続きも一切必要なく、全て業者が行ってくれます。
価値がないと思っている着物も全て見てくれますので、遠慮しないで一度無料査定をしてもらうと良いでしょう。
最初は電話やウェブサイト経由で問い合わせるだけなので、手続きも簡単です。
着物売るならバイセル
が着物の買取業者として良く知られています。
着物の買取金額を無料で調べるだけでも大丈夫。納得がいかなければもちろん売らなくても大丈夫です。